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¥ 420

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

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  • 好き嫌いが分かれる本ですね
    これは好き嫌いが分かれる本だと思う。だから気軽に人に奨められないなあ。

    「死」についての祖母のセリフと父のセリフの違いが印象的だった。
    二人のセリフについて、夫に簡単に説明したら、父のセリフの方が納得いくというような
    ことを言っていた。私はどちらかというと祖母の意見に近い。梨木香歩がすごいのは、
    そのどちらがいいとか悪いとか決め付けてないところだ。

    ラスト3ページ、電車の中で涙ぐんでしまい、術中にはまった!と悔しかった。
    1ページ14行というのはなんとも贅沢な組み方で、味わいながら読める。
    ラスト前、「ゲンジさん」との関係が少しずつできあがっていくことがうれしかった。
    時間が解決してくれる物事って、あると思う。



¥ 777

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書 や 5-1)

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  • あらゆる年齢層に
     筋トレを10年以上競技者として続けてきた私としては、筋トレの方法自体に関する新しい知見はほとんどなかった。というか、もともとそういう本ではない。
     あらゆる年齢層の人々を指導してきた著者が、各年齢層における筋トレの特徴や留意点について論じている部分は多くの人にとって参考になるだろう。
     また、筋トレの「効用」として筋トレをするとこんないいことがある、と書いてある部分には、筋トレを続けてきたものとして納得できる部分が少なからずあった。一流のトレーナーとしての経験は伊達ではないな、と感じる部分も多くあるので、特に筋トレ初心者には非常に有効な本なのではないだろうか。


¥ 777

偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書 (た-5-1))

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  • 偽善エコロジーという「偽善」?
    といったら多少いいすぎな面があるかもしれません。
    「環境保全」という言葉や、
    「エコ」という言葉を聞くだけで無条件で交換を抱いてしまう方々にとっては、
    本書はある意味で「トンデモ本」ともいえるでしょう。

    それだけ、今までの私たちの「エコ」の常識を覆す意味合いを持っているのが本書ではないでしょうか。」タイトルからして衝撃ですよね??


    内容を簡単に俯瞰してみると、
    主張している内容があまりにも極端すぎて、非常に深くうなづける部分がある一方で、
    それは言い過ぎだろうと思える部分も多くあります。

    前者の例としては、
    「レジ袋削減は、ただのエゴ」
    ―レジ袋のほとんどは、原油を精製する際に出る余分なモノ(原油は精製によっていろんな成分ーたとえばガソリンやナフサーに分かれる)を使っているので、基本的には原油を浪費することにはつながらない。
    むしろ、丈夫に作られるため重要な成分を多く含む(他の製品の用途にも使える成分を使うので、全体として必要となる原油の量は↑)エコバッグの大量生産を推進する、
    「NO!レジ袋、YES!エコバッグ」推進活動こそが環境を破壊する。

    とする理論にはなるほど合点がいきます。
    ※レジ袋に使われる原油の成分がほんとうにいらないものなのかどうかを裏付ける詳細なデータがないため、やや信ぴょう性に欠ける部分はあります。

    もうひとつ
    「バイオエタノールはただのエゴ」
    ―成長の過程でCO2を吸収し、環境に良いとされるバイオエタノール。
    しかしこれには重要な「隠し事」がある。
    それは、バイオエタノールを精製する過程・輸送などで、普通の石油を使う、などといった点である。
    また、現在せかいの最重要課題の一つと位置づけられる食糧問題の関係で、
    「本来飢えた人々が食べるはずの食料を、クルマが食べている」
    との強い思いがうかがえる主張には心をうごかされました。

    同時に、「環境政策」に力を入れ始めたかのように見えるアメリカが、今バイオエタノールの大量生産に舵を切っているのかについて、なぜか妙に納得してしまいました。
    やはり「偽善」だと。


    ○その一方で・・・

    ??という疑問符を付けざるを得ない主張も散見されました。

    そのひとつが、
    「キミタチ一般人がやっていることははっきりいってムダだよ」的な主張。

    「エアコンを28℃に設定しても意味がない」
    なぜなら、日本という国は世界のCO2排出量の5%しか排出していなくて、そこから仮に京都議定書の定める目標である「6%削減」が達成できても、世界規模でみれば[5%×6%=0.03%]にしかならない、と。

    しかしこの主張に対し私は反発心を抱きます。

    確かに、そのような数字をつきつけられると「意味ないのか・・・」という気持ちを若干なりとも抱いてしまいます。
    だからといって、みんながみんな「意味ないならエコ生活をやめよう」となったら何が起こるでしょうか。
    それほど怖いことはないような気がします。
    CO2の排出量の上昇ももちろんですが、大事なのは「精神の崩壊」です。

    著者は本書でさかんに「精神の大事さ」を訴えていますが。このような事態を想像するまでには及ばなかったのでしょうか?

    疑問点その2はやや細かい話になりますが、
    「あんたが支払っているリサイクル料はそのまま環境省や家電量販店、大手メーカーの利益になっている」というような趣旨の主張です。

    しかしながら、経済産業省は、メーカー各社・家電量販店などを巻き込んであるキャンペーンをやっており、そのポスターを某電気屋さんでみかけました。
    その内容は、
    「私どもが回収した電化製品については、いまリサイクルのプロセスの中でどんな状態にあるかは、回収時にお渡しする引き換え券から、すべて追跡ができる」という、いわゆるトレーサビリティを保証しています、
    ポスターの作成元は「経済産業省」すなわち」政府です。
    政府が大手メーカー、家電量販店と協力してわざわざこんなことまで行っているのです。

    本書にはこんなこと一言も書かれていませんでしたが、
    ここまで大胆な本を書くなら、もう少し勉強すべきだったのでは??



    と、後半はだいぶ批判をしてしまいましたが、
    「メディアや政府の言うことをうのみにせず、その行動がどういう意味を持つのか、自分で考え、わからなければ自分で調べなさい」という本筋については本当にそのとおりだと思います。


    そういった意味では、「環境にやさしい」「エコ」というワードが存在しさえすればすなわち「善」として認識してしまう、
    「環境教」「エコ教」
    にはまってしまっている方の目を覚ますにはちょうどいいくらいの刺激なのかもしれません。


¥ 840

コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書 52)

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  • 会話を繋げる上での「質問力」
    タイトルにもあるように「コンサルタントの質問力」ということで、コンサルタントがクライアントから話を引き出し、解決に結びつけていく上でどのような点が重要であるかという点が本書では述べられています。
    よってセミナーでの質疑応答など、「単発の質問」をする上でのテクニックを学ぶというよりかは、「会話を繋げる上での質問力を身につける」のに適している本と言えると思います。
    内容としては仮説→検証の重要性など一般的に言われている点が多かったものの、会議などで話をする際に本書のような視点を意識するのとしないのとではある程度の変化はでてくるのかもしれないという印象はもちました。


¥ 819

毒になる親―一生苦しむ子供 (講談社プラスアルファ文庫)

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  • 全ての親に読んで欲しい本
    さっき読み終えました。
    今、自分の人生で、ようやく目が覚めた気分です。
    昔を思い出して、今までの自分の人生を思い出して、涙がでてきそうです。
    今の私は、自分の両親に一人前の人間として認めてもらうために行動していたのだと、
    この本を読んでわかりました。
    それと、私はすでにもう自分で自分をコントロールできる大人なんだということも。
    いい年をしてるのですがW
    この本を書いてくれた作者と、発行を決めてくれた出版社に感謝です。



¥ 420

蟹工船・党生活者 (新潮文庫)

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  • 「蟹甲癬」をどうぞ
    プロレタリア文学の代表作と言われ、最近では「ワーキング・プア」世代に反響を呼んでいる作品。私は40年前くらいに読んだのだが、小説と言うよりは思想をそのまま綴っただけの内容に余り感心はしなかった。漱石「坑夫」と比べ、余裕と文学性に欠けるのである。

    あの時代に、身の危険を省みずこうした作品を発表した勇気は買える。しかし、内容は労働者の過酷な労働(船内での蟹の缶詰)、資本家の搾取によりその労働が報われないと言う構造、労働者の反乱(ストライキ)。共産主義の教科書のようであり、確かに「ワーキング・プア」の実情に合っている面もある。だが、結局曖昧に終ってしまう結末を読んで、物足りなさを覚えた。せっかく発表したのだから、最後は労働者達にプチ・プロレタリア革命を起こさせるくらいの度胸があっても良かったのではないか。そこまで行けば真のプロレタリア文学と呼べたと思うが...。虚構の中に現実を映し出しているのではなく、虚構の中に枠に嵌められた不完全な思想が詰められているのである。

    本作を読んで、「我が身と引き比べ身につまされる」と言う方も多いかもしれないが、それは後ろ向きの感慨である。現状を打破するためにも、本作の題名だけをパロった筒井康隆氏「蟹甲癬(「宇宙衛生博覧会」収録)」でも読んで心の余裕を持つ事が必要なのではないか。かのゲバラもユーモアリストだったのである。


¥ 840

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22)

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  • 一風変わった作品
     まあ、西尾作品は一風変わっているのが当然なので今更ですが、キミと僕シリーズの第三弾。二巻とは違い、メインは黒猫と様刻に戻ってきました(作中、弔士君も出演する事はしますがね)

     今回の舞台はロンドン――なのかな? 最後まで読めばこの疑問符の意味も分かる作りになっていて、西尾節が随所に見られる作品でした。一巻から読み続けている方なら気に入ると思いますが、少々ややこしい構成となっています。

     読んでいて「え?この章もアレなの}と、もどかしさが先に立つ感じ。ただ続きが気になってしまった時点で読み手の負け。ややこしい構成ではありますが、どんなオチが用意されているのかが気になってしまう巧さは兼ね備えています。

     今巻の見所を挙げてみれば、病院坂黒猫の可愛らしさが印象に残っている点と、作中のあの人物がアレ(ネタバレになるので書きませんが)って言う点が良かったです。逆に、様刻と夜月の絡みが一切無かったのは少々残念な気もします。

     シリーズを通して読んでいる方にはお薦め。一二巻を未読ならば、まずは一巻から読んでもらいたい一冊と言う感じです。


¥ 620

乃木坂春香の秘密 8 (8) (電撃文庫 い 8-14)

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  • アニメ放送開始!の人気作
     収録内容
    ・第29話(春香メインの話)
     一月中旬の水曜日、春香から裕人へ・・・
    ・第30話(メイドさん達メインの話)
     日曜日の朝、裕人が目を覚ますと目の前に那波が、彼女が裕人に渡した招待状は・・・
    ・第31話(美夏メインの話)
     美夏の頼みで彼女の学校へ向かった裕人だったが・・・
    ・第32話(椎名メインの話)
     一月の終わり、捻挫した椎名のお見舞いに行くことになった裕人達だったが・・・
    ・エピローグ
     春香の家にいた裕人、そこへ美夏が大慌てで・・・

     今巻も女性キャラの魅力が満載!そして裕人はまたしても各所でフラグを立てまくり〈笑)


¥ 660

AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)

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  • 立ち読みの方は冒頭で読むのを止めてはいけません!
    レビュタイ通り、冒頭の直球なラノベ展開を見て「ありがち」と本棚に戻してはいけません!それは作者の罠です!
    読みやすい洗練された文章の波に身を委ねていれば、すぐにこの作品が単なる「学園ラブコメ+ファンタジー」でない事が解ります。
    先に待つ凄惨で痛ましい真実。
    幼少の時代は誰もが抱いていた空想。
    狭量な世界と闘い続ける少年少女達。
    そして、他でもない「魔竜院光牙の最後の闘い」を見届けてください。

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