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¥ 2,500

頽廃芸術展

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  • 傑作
    傑作。
    まず他人に人間椅子を勧めようとした時、真っ先にこの「頽廃芸術展」を薦めます。このアルバムが気に入るならば他のアルバムも問題無く聴き込める素質を持ち合わせているだろうと判断出来るからです。
    全曲好きですが個人的に1・2・4・10・12がお気に入り。中でも1・12の完成度は群を抜いていると思います。
    それこそこの2曲が好きになれなければ人間椅子は一生好きになれない・・・・・・かもしれない。
    自分は1曲目の「胎内巡り」で鳥肌が立ったのを強烈な印象とともによ〜く覚えています。
    とにかく巷で流行のお気楽お手軽JPOPに飽き飽きの諸兄に是非一度人間椅子のパワー溢れる「頽廃芸術展」を聴いてもらいたいものです。きっと度肝を抜かれるでしょう。


¥ 1,450

退廃姉妹

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  • 一瞬
    逆説的退廃てえ意味をも込めたタイトルか?とも思った。

    内容は ここ数年の彼の著作の流れを汲むものといえるだろう。

    個人的な感想としては「美徳姉妹」と言ってもいいくらいだ。

    蛇足だが
    同衾描写には 特筆すべき情感を見出すことができるだろう。


¥ 690

退廃姉妹 (文春文庫)

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  • けなげでしたたかな女性に支えられていた昭和史の一側面
    島田雅彦を意識して読んだことがなかったが、ある意味こむづかしい作家、との印象を持っていた。
    朝日新聞日曜版の書評で本作を知って、ちょっと自分の島田印象とは違った内容のようで、興味を持って買ってみた。

    おもしろかったですねぇ。
    すでにアメリカと戦争をしたことを知らない人が増えてきている状況では。。。知識としては知っても、その教科書のアメリカと、目の前のアメリカと同じで、自分の曾祖父の時代には殺し合いをしたなどとはちょっとわからないかもしれない、
    この小説の舞台は、なんだか外国の話しのように思えるかもしれない(多分40代より若いと)。
    しかし、日本はアメリカ(そのほかの「自由」社会と)戦ったんだし、負けて、東京は焼け野原になったんだし。でも、そのことを知識以上にわかっているつもりの50代前半の私にも、その時代に生きた女性の生の生活までは想像していなかった。

    なかなかきわものめいた表題と、ちょっとどきっとするような表紙画でいささか予断を持って読んでしまうのが欠点だ。しかし、内容的にはある意味すこぶるまじめで、そんな敗戦直後の日本の混乱の中で、したたかに、そして前向きに、でも苦しみ頑張って生きた、若い女性たちの懸命さが伝わってくる。
    「性」を興味本位に取り上げたわけではなく、苦しい日本の状況で、何のことはないか弱き女性こそ、まず第一に立ち上がり、前向きに持っている武器を精一杯使って生きたんだと言うことが伝わってくる。
    40代までのヒトには、なかなか敗戦直後の日本の様子を想像できないから、表面的に読んでしまうかな。表面的に読めば、単なる落ちぶれた姉妹の売春話し、となってしまい、それにはなんだかまじめな恋愛があったり、戦争の話しがあったり、何これ、となってしまうかもしれません。
    でも、おもしろいです。とってもとってもいい小説です。

    じっくり読もうにも、結構話しはだだだだだぁっと進んでしまいますが、とにかくいろんな意味で楽しめる、ほんと、いい小説でした。
    おすすめします(ただ、表紙画はとってもすてきなんだけど、余りもなまめかしく、普段つけないカバーをつけて読んでましたがね)。

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