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¥ 4,935

シェルブールの雨傘 デジタルリマスター版(2枚組) [DVD]

  • ラストの素晴らしさが忘れられない
    はじめて観たときの衝撃は凄かったと記憶する。
    とにかく、すべての台詞にメロディがついていることが凄い。非常に手間のかかる製作だっただろうと思われる。
    アメリカ製ミュージカルを見慣れていたので、違いにびっくりした。
    原色をちりばめた画面も強烈だ。夢の世界のようにみえた。
    ストーリーはそれほど凝ったものではない(主演の二人が「好きだ」「愛してる」と延々とやるのはまいるが…)が、ラストの再会のシーンは素晴らしい。あのシーンのために映画全体が存在しているかのようだ。
    このDVDで十数年ぶりに再見したが、相変わらず衝撃をうけた。  
  • 人は悲しみを乗り越えて生きてゆく
    何とも言えず美しく、希望に満ちた作品。

    音楽、歌、撮影、衣装、風景、ストーリー、全てが、
    限りなく、美しい。

    登場人物の生き様の美しさも秀逸。

    アルジェリア戦争を見えない背景とした予期せざる物語の展開。
    ラストの雪のクリスマスは、人生の再生を力強く示唆し、特に美しい。

    カトリーヌ・ドヌーヴの美貌は最高。
  • サウンドトラック盤を
    聴いていたせいか、主な音楽が頭の中にはいっていて、場面も曲とともに移っていくことが意識されます。

    原色が鮮明です。
  • 戦争に引き裂かれた愛・・・静かな反戦映画
    映画音楽を担当した、ミシェル・ルグランが数年前に来日し、コンサートを開きました。その際にTV出演し、シェルブールの雨傘を生演奏をしましたが、すごく素敵でした。人間性も含めて素晴らしい作曲家だと感じました。
    やはり、かつての映画は音楽だけでも素晴らしく、映画の一シーンが浮かんでくるほど、良かったですよね。
    この映画の頃は、まだドヌーブは二十歳そここでした。十代で未婚の母にもなっていたんですが、そんな風には見えないです。美しすぎて
    全編を通して台詞は歌われます。ミュージカルというと、ちょっと軽い感じになってしまうのであまりこの言葉は使いたくありません。
    フランスの良き時代の美しい映画です。曲を聴いただけで泣けてきます。
    私が初めて、音楽に惹かれて見たのが10代の頃、最初は拍子抜けしたというか、この映画の良さがわかりませんでした。正直言ってガッカリしたことを覚えています。
    ある一定の年齢を過ぎてから、良さがわかるようになりました。
    特にラストの再会シーンは美しく、大人になったヒロインを演じたドヌーブの美しさが際立っています。
    タイトルロール、シェルブールの町の石畳をクレーンショットで、真上から映しだし、その石畳を色とりどり、大小さまざまな傘がいきかう映像がお洒落。ドヌーブ演じるヒロインと母親の服の色のコントラストと、室内装飾(壁紙の色)が美しい。
    そして、何より主題歌の旋律の美しさとドヌーブの儚い美貌。
    年月をかけて、何回も鑑賞を重ねて、この映画の良さにになんとか私の感性が追いついたようです。



  • 小粋でお洒落なフランス映画
    シェルブールの雨傘。
    1964年のフランス映画である。確か同年にカンヌ国際映画祭パルム・ドール賞を受賞した作品と記憶している。
    私的な事だが、まだ字がまったく読めない幼年期に、母に連れられて映画館で観た記憶(リバイバル上映)があるが、 当然、ストーリーなど
    分るはずが無く、記憶しているのは、映像の華やかさ、それと全面セリフが歌の為、わりと飽きずに観ていた事を記憶している。
    今回、デジタルリマスター版が発売した事により購入し、視聴したが、当時の薄らした記憶が少し鮮明になったと同時に、本作の素晴らしさを
    あらめて実感出来た。

    簡単に、この映画を表現すると「全面セリフが歌である、悲劇のラブストーリー。良い意味でフランス映画らしい作品。」となる。
    ストーリーは単純明快である為、敢えて解説しないが音楽監督は数々の一流ジャズミュージシャンと競演し、音楽監督としても、著名な
    シェル・ルグランであり、本作品に於いても才能を遺憾なく発揮し「シェルブールの雨傘」を「名作」の地位に押し上げた功労者の一人である。
    シェル・ルグランとしても本作で一躍有名になった。(主題曲を知らない人はいないのでは?観て頂く間で「このフレーズしっているよ!」と妙に
    嬉しくなるのでは。)
    又、当時、まだ新人女優の一人にすぎない「 カトリーヌ・ドヌーヴ」は初々しく、とてもチャーミングであるが、後には、良い意味でも
    悪い意味でも風格を感じさせ、フランス映画界、黄金期最後の大女優の一人と表現しても過言ではない表現者になる。
    ジャック・ドゥミ監督の色彩感覚は、とてもフランス映画らしい小粋でお洒落な感覚の持ち主であり、後の作品にも実力を発揮している。
    近年、「シェルブールの雨傘」の様な作品は生まれにくいが、「フランス映画」好き、「ミュージカル映画」(ハリウッドミュージカルとは趣向が
    相違する)好きには、是非とも観て頂きたい作品である。

    因みに、私的な査定で大変に僭越ですが、本作品は「私が好きな映画」30位です。

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