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チェ ダブルパック (「28歳の革命」&「39歳別れの手紙」) [DVD]

  • 彼の行動の背景が見えるといいのだが
    チェ・ゲバラのキューバ革命の成功(28歳の革命)と
    ボリビア解放での死(39歳別れの手紙)を
    描いている。

    闘いの中の彼を追いかけ続けている、
    という印象を受ける。

    なぜ、彼がそのような行動を取るのか、
    というところが知りたくなるのだが、
    それが見えてこない。
    その知識がなかったので、
    その辺りの背景がわかるといいのに、
    と感じた。
  • 「チェ 28歳の革命」「チェ 39歳 別れの手紙」を観た!!
    あなたはどんな人間ですか。



    ひとに急にそんな質問を投げかけられたら、僕は戸惑う。



    僕はどんな人間なんだろうか。



    僕は自分がどんな人間なのか分からない。



    その時、その質問は何を求めているのか。



    もしかしたら、その人が求める自分の姿を語ろうとするのかもしれない。



    職業はそんなときに役に立つ。



    「大工を10年ほどやって、今は子供一人いてね」なんて言ったら、「ああそういう人なんだ」って思ってくれるかもしれない。



    「銀行員で地方を転々としてます」



    「教師をしてます」



    「フリーターやりながら、バンドやっていて、将来はミュージシャンになりたいんです」



    なんて、カテゴリーづけすると、なんか安心する、その人のことを理解したみたいな気になる。また、話をしている本人もこう言えばなんとなくそれ以上言わなくても済むみたいな気持ちもあると思います。



    でも、それって全然理解したことにならない。








    昔、職業が革命家だった人がいました。



    チェ・ゲバラという人です。



    キューバ革命の達成の際、中心的な働きをして活躍した英雄です。



    彼はキューバ新政府の閣僚になりますが、姿を消します。



    そして、ボリビアに渡り、また革命に向けて精力的に働きますが、その努力は報われずに射殺されてしまいます。



    坂本龍馬もそうですが、時代の変革の時期にこのような人が生まれ、活躍し、そして最後に殺されます。



    闘い続けることが存在価値のような人です。








    彼らの職業は何でしょう。



    誰も彼らを職業で語った人はいないのではないでしょうか。



    大企業がボンボン潰れる世の中で、この企業で働いていますなんて肩書きは何の意味も持ちません。働いてきた企業を辞めた瞬間、自分の存在意義を見失う人もいると思います。








    あなたはどんな人ですか。

  • 「モーターサイクルダイアリーズ」と「ゴッドファーザー2」と合わせて見ると良い
     この作品は、チェ・ゲバラが南米大陸縦断旅行を行った「モーターサイクルダイアリーズ」と、アル・パチーノが演じるマイケル・コルレオーネが、キューバ革命に遭遇する「ゴッドファーザー2」と合わせて見ると、より面白く見ることができます。
     「自分探し」の旅に出たゲバラが、その旅で得た結論が革命家になることでした。喘息に苦しみながらそれに耐え、戦場で武器を持って戦い、医師として治療にあたり、司令官として部下を率いて、ついにキューバ革命を成功させます。何をして良いのか判らなかった良家のお坊ちゃまが、無鉄砲な旅からラテンアメリカの過酷な現実を知り、それを変えようと革命家になります。
     一方、父を守るため不本意ながらもマフィアのボスとなったマイケル・コルレオーネは、、経済使節団の一員としてキューバへ行きます。精糖・鉱山・電話・輸送事業などでキューバの経済を支配する大企業のアメリカ人経営者たちと一緒に、バチスタと会見します。マイケルはホテル経営者として出席します。その中に首都ハバナの高級カジノホテルを数多く所有するハイマン・ロス(「演技の鬼」と呼ばれ、多くの俳優を育てたリー・ストラスバーグが演じている)も同席します。実はロスはマイケルと同様のマフィアの大ボスです。彼はバチスタ政権と癒着して莫大な補助金を受け取り、免税措置でカジノホテルの収益を米国へ持ち去っています。キューバの地図を描いたケーキを切り分けながらロスは、「キューバは天国だ」と得意げに語ります。ゲバラやカストロたちが敵としたのは、バチスタだけでなく、ロスのようなキューバを食い物にしているアメリカ人たちもでした。
     「天国」はゲバラたちによって崩壊しました。マイケルは革命成功で混乱に陥るハバナから命からがら脱出します。ロスは革命政府が公表した秘密文書で、マフィアのボスであることがばれて、世界中を逃げ回り、最後は暗殺されます。これが「ゴッドファーザー2」に描かれています。
     この3つの映画を合わせて見ることをお勧めします。
  • チェの「初志貫徹」を観て襟を正す
    「チェが好きか」と聞かれれば「i don't know...」。「この2作品が好きか」と聞かれれば「yes」。チェと自分との価値観の違いは別にして、一人の人間が信念を貫いて生きて行く姿には心打たれる。誰かが「正義の反対は悪ではなく、また別の正義」と言ったが、この2作品を観ているとその言葉が頭から離れない。独裁政権が正しいとはもちろん思っていない。ただ、信念を貫くための行為が他人を殺めることに及ぶのは、やはりどうしても正しいとは思えない。。。と真面目に話してしまうほど、この2作品はドキュメンタリー的秀作である。それにしてもデル・トロは男臭くカッコいい。
  • 闘いの中にしか彼の安息の場はない。
    「28歳の革命」
    カストロのもと英雄的活躍によってキューバ革命を成功に導く話です。
    トントン拍子に事が運んでしまうので、架空のヒーロー映画のようであまりグッと来る
    ものは感じません。
    ただ、兵士に読み書きを学ばせ、負傷兵は簡単に見捨てず、農民には敬意を払うのを見て、
    単なる過激な武装勢力の親玉とは違う人だという事は理解できました。

    「39歳別れの手紙」
    革命成功で得られる筈のモノも顧みず、ボリビア解放に身を投じ命を落とすまでの話で、
    明らかにこちらがメインです。
    カストロはそばにおらず、隠密行動を余儀なくされ、持病も思わしくない。
    国連演説の場も、ボリビア共産党の支援も、農民の協力も、無線機の故障により仲間との
    連絡手段もない。
    そんな悪条件の中、次第に追い詰められながらも毅然と指揮を取る姿は、キューバの時
    より人間臭く、むしろ英雄的でした。
    一方「かつてアメリカが最も恐れた男」も、捕えられ銃殺されてしまう時は他の兵士と
    何ら変わりない。その呆気なさがリアルでした。

    「全編を通して」
    過度な演出がなく淡々と彼の行動を描いています。映画というよりは、従軍記者として
    随行している感覚でした。
    チェ・ゲバラに興味のある方はぜひ。
    ただし必ず両方観て欲しいです。
    でないと、ゲバラにも、この映画の核心にも触れる事はできないと思います。

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